オリジナルRCAケーブル「究極バージョン」

オリジナルRCAケーブル・究極バージョンです。

＜１＞RCAケーブルの構成
バージョンは、「究極」です。
長さは100センチ強です。

＜２＞ハンダとペーストについて
ハンダは、ドイツのアンティーク木製スプールです。
ペーストは、ドイツの缶入りのアンティークものです。

＜３＞スリーブについて
ナイロンにガラスコーティングしたスリーブを使用します。



どのようなところから説明をするべきか、ずーと長い時間を考えてきました。今までは、オリジナルケーブルの利点や素晴らしさを連呼し説明してきました。残念ながら、当方が記載した内容は他でも多用されており、中身が真逆であっても文章だけを読むと同じ製品となってしまいます。
実際に試聴してみないと本当の特性や違いは感じることができませんし、オーディオシステムが一定のレベルに到達していないと、製品や部品の違いを把握することはできず、それを文章で説明するのは能なことですが、文章の中から何かを感じ取っていただけることを期待し、ケーブルだけの説明にとどまらず、オーディオの基本の基本のところまで遡って記載させていただきました。


（A）オーディオの目的
オーディオは、蓄音機の時代から演奏を録音し、それを再現することを目的に製作されています。楽器は、好みの音色に変える、多様性のある表現を可能にする、などのために調整することがあります。しかし、オーディオは録音された音源を再現するものですから、実際に演奏された音色とは異なるものに変えたり、異なる音楽表現を加えたりしては、演奏の再現とはなりません。オーディオは、演奏者や歌い手へのリスペクトが前提にあります。
「自分の好みの音色に変える」
「楽器の数を増やす」
「違う楽器を加える」
「カラヤンより優れた音楽表現に変える」
「柔らかく聴き疲れしない演奏に変える」
「音楽はボケていなければ聴き疲れしてしまう」
これらはオーディオではありません。
好みの音色や表現を聴きたいのであれば、そのような音源を探すべきであり、オーディオで調整するものではないんです。生演奏にボケた演奏など存在しません。
オーディオの目的は、録音された演奏をマイクの位置と同じ音量でそのまま再現することです(録音技師による制御が加わりますから完全には一致しません)(住宅環境による制限があり妥協して再現することになります)。

（B）オーディオの必要性
「誰が歌っているか、誰が作曲した曲か、それが分かれば音楽は十分に楽しめ満足できる」という人にはオーディオは必要ありません。
スマホやカーステレオであっても、誰が歌っているのか、作曲者が誰であるかの判別はできます。
好きな曲のメロディが聴ければ満足できる場合も、オーディオは必要ありません。オルゴールでも、カーステレオでも、楽譜通りにメロディは流れます。
メロディやリズム、歌詞を求めるのであれば、オーディオは必要ないのです。
演奏者や指揮者、歌手などの表現力や技量を再現するところに、オーディオの意味があります。

（C）演奏の再現は可能か？
施設や個人宅に設置してあるピアノを叩いてみれば、オーディオは演奏の再現とは程遠いことがすぐにわかります。
オーディオは、量産ピアノの音の響きさえも簡単には表現できないんです。たくさんの楽器が集まって演奏されれば、もっともっと困難な壁となります。
現代の機器製作者は、メロディやリズムや歌詞が奏でられるところまでしか考えていません。演奏の再現など想像すらしていません。
しかし、機器と使用方法の選択を正しく行えば、演奏の再現のスタート地点に立つことができます。

（D）オーディオのスタート地点に立つには
オーディオシステムには、１ヶ所入るだけで全てをぶち壊してしまう製品や部品があります。それを私たちはレッドカードと呼んでいます。レッドカードが入っていると、製品や部品の選定もできませんし、進むべき方向を見極めることもできません。
市場で入手できる製品や部品の９０％以上がレッドカードです。自分のシステムにもレッドカードが必ず入っているという前提に立って考える必要があります。
それが何なのかは、演奏を再現しているシステムを何度も聴き、優れた感性による判別力を持ち合わせていなければ認知することができません。
演奏を再現しているシステムは、国内に数ヶ所しか存在しませんので、聴く機会はほぼゼロです。
審査できる人に判断してもらうしかありません。
レッドカードは製品や部品だけではなく、接続方法や使用方法のレッドカードもたくさんあります。
「やり過ぎちゃいました。ゴールを通り過ぎ遥か彼方まで来てしまいました。」という人にたくさん会ってきましたが、やり過ぎたのは高額の投資だけで、レッドカードだけが並んでいるというのが現実です。
レッドカードを取り除けばオーディオのスタート地点に立てます。
レッドカードを取り除くと、製品や部品の選定が可能となり、演奏の再現を実現する土台が完成します。あとはレベルアップして行くだけです。
「ケーブルの導入」「ライントランスの導入」「クリーン電源の追加」などを積極的に行なっている人がいますが、最初に実行しなければならないのは、レッドカードの除去です。あれをどうしよう、こうしよう、と考えることは無駄です。レッドカード除去を実行しなければ、何もはじまりません。

（E）レッドカードを除去した後
レッドカードを取り除くと、オリジナルケーブルは今までとは全く異なる評価となります。
例えば、RCAケーブルも電源ケーブルも、銅線の両端の被覆を剥がし、プラグに接続すれば、あっという間に完成します。超古いヴィンテージ銅線であっても同じです。短時間であっという間に完成します。電気的には何の問題もないケーブルです。それで演奏の再現が可能なら、長時間かけてケーブルを製作するのはバカの極みです。
オリジナル電源ケーブルは、長い時間をかけて銅線を編み込んだり巻いたりを繰り返して完成します。簡易的なケーブルでも１０時間、最も時間のかかるケーブルは400時間もの手間をかけた大作です。
残念ながら、レッドカードが入ったオーディオシステムでは、どんなに優れたケーブルも僅かの変化しか起こしません。オリジナルケーブルを導入する価値がありません。
しかし、レッドカードを取り除いた後は、大作を導入する価値があり、それを導入しないという選択ができないくらいの強い欲求があなたを襲います。
ストラヴィヴァリウスと量産ヴァイオリンも、帯域、音量、メロディ、リズム、音階、ほとんど違いはありません。どれも音楽を奏でることはできます。実際に聴き比べても、多くの人には判別ができません。しかし、ストラヴィヴァリウムを思うように操ることができるなら、ストラヴィヴァリウスへの強い欲求を抑えることができなくなります。
オリジナルケーブルも同じような製品です。
レッドカードが自分のシステムに含まれているのかをお知りになりたい方は、私が出品しています製品を落札してください。取引ナビにて回答させていただきます。
また、過去にお取引のある方は、メールなどで直接連絡してください。


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